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『七十人斬りの果てに』
冒頭、辻風黄平と佐々木小次郎の対峙のシーンが見れて嬉しかった。
時系列的には随分前の話だが、短い中にも言葉なく切りあうこのシーンが、場面転換としていい効果になっている。
また、七十人斬りという果てしない闘いのあと、一転した本巻の静かな時間の流れは、
前の巻が"動"の巻であっただけに、かえってあの七十人斬りの凄まじさの余韻を残す。
武蔵の治療にあたるおつう、武蔵に剣を捨てさせる決断をせまる沢庵、
武蔵と自分を比較し続ける又八、武蔵の噂に武者震いする剣豪たちなど、
武蔵を軸にした人間模様が展開する。
言葉少ないながらも伝わってくるおつうの気持、
沢庵から足のことを言われたあと無言で剣を握る武蔵など、
表情で多くのことが語られるのもバガボンドのすごさ。
七十人斬りの果てに武蔵は何を失い、何を手に入れるのか…。